
Statement
芸術、文学、哲学について共に考える場をつくり、共有していきたいと考えています。
AIの登場により、自分で考えるよりも先に聞いてみるという状況が出てきましたが、それによって考える必要がなくなるわけでも、考えることの重要性が低くなるわけでもありません。なぜなら、どのような答えが与えられるのであれ、それを受けとる時に、すでに人は何かを考えないわけにはいかないはずだからです。与えられた答えに完璧に従うだけであれば、それはもはや命令に対する反応でしかなくなってしまいます。
「人間は考える葦である」と書いたパスカルの本の題は『パンセ』、すなわち「思考」、「考えること」というものでした。つまり、考えることと人間であることとの間には本質的な関係があるということだと思います。ならば考えること、すなわち「思考」とは、わたしたちの存在そのものと深く密接に結びついた何かではないか、という考え(つまり思考)が成り立ちます。
そのような思考の場、共に考える場をつくりだしていきたいと考えています。
築地 正明
Biography
1981年福岡生まれ。ニュージーランド、The Taieri High School卒業
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
イギリス、Nottingham Trent University留学
武蔵野美術大学大学院博士課程修了(満期)
武蔵野美術大学 京都芸術大学 非常勤講師
一児の父

著書
『わたしたちがこの世界を信じる理由——『シネマ』からのドゥルーズ入門』河出書房新社、2019年『古井由吉 永劫回帰の倫理』月曜社、2022年
共著・編著
「ドゥルーズと大江健三郎——マイナー文学の再検討」『ドゥルーズ革命』所収、月曜社、2025年
「解説 作家の声に耳を澄ます」古井由吉著『書く、読む、生きる』所収、草思社文庫、2025年
「解説 言葉の音律に耳を澄ます——翻訳と創作の関係について」『古井由吉翻訳集成 ムージル・リルケ篇』所収、草思社、2024年
「解題 古井由吉のエッセイズム」古井由吉著『私のエッセイズム』所収、監修:堀江敏幸、編:築地正明、河出書房新社、2021年
「反復する「永遠の今」」、「古井由吉全著作解題」『古井由吉 文学の奇蹟』所収、河出書房新社、2020年
『映像と文化 知覚の問いに向かって』京都芸術大学出版局、幻冬舎、2016年
『ドゥルーズ 没後20年 新たなる転回』河出書房新社、2015年
雑誌・新聞掲載
インタビュー「没後3年 古井由吉 築地正明さんに聞く」『毎日新聞』2023年2月12日朝刊、文化8面
対談「築地正明×堀千晶 この『世界』を信じる」『週刊読書人』1月3日新年号1面、2面
「聖、民俗と記憶 古井文学の源泉を求めて」『群像』講談社、2022年3月号
「言葉の音律に耳を澄ます 古井由吉と翻訳」『群像』講談社2021年9月号
「写真の探求者 『鷹野隆大 毎日写真1999-2021』」『国立国際美術館ニュース』241号
「古井由吉一周忌 ひじりの庭」『群像』講談社、2021年3月号
「結晶と表現の問題―ベルクソンとドゥルーズ」『思想』岩波書店、2015年6月、第1094号
「ドゥルーズ映画論の本性——イマージュ、記号、言語の関係について」『思想』岩波書店、2014年1月、第1077号
©2026 - Strikinglyを使用して誇りを持って構築されています。






